実際にあった、こんなソフトの問い合わせ

一昔前までは「印刷用データの作成と言えばAdobe」という印象があったような気もしますが、最近では様々なソフトウェアが増え、無料で使えるオンラインツールもあります。
パソコンがなくてもタブレットやスマホでだってできてしまう…技術の進歩ってすごいですね。

そんなわけで今回は「○○でデータを作っているんだけど…」というお問い合わせの中からいくつかのソフトウェアについてご紹介していきます。

なお、先に結論をお伝えすると、どのソフトウェアでも「PDF形式」で保存していただければなんとかなることが多いです!

お問い合わせを受けて初めて聞くソフト名に戸惑うイラスト

 Office系ソフト
最もお問い合わせをいただくことが多いのは、「Word」「Excel」「PowerPoint」の3つです。
実際にご入稿いただいているデータも多くあります。
いずれも、PDF形式で保存していただければ印刷することが可能です。
PDF形式での保存の仕方がわからない…というお客様は、Word・Excel・PowerPointそれぞれのデータのままお送りいただいても大丈夫です。
その場合はプリントハウスにて印刷用のPDFに変換したものを送りいたしますので、レイアウトや文字化けなどがないかご確認いただいた後、印刷に進みます。(変換後のPDFをご確認いただき、ご返信いただいた時点での受付となります)
 ペイントソフト
デジタルイラストの作成には「CLIPSTUDIO」や「SAI」などのペイントソフトを使用されている方が多いかと思います。
これらのソフトでPhotoshop形式(.psd)で保存できる場合は、PSD形式でご入稿いただけます。
PSD形式の場合はレイヤーを統合するのをお忘れなく!
もちろんPDFに書き出せる場合はPDFでも大丈夫です。
各ソフト独自の形式には対応しておりませんのでご了承下さい。
 オンラインのレイアウトツール
Canva」や「デザインAC」など、オンラインで印刷用のデザイン・レイアウトを作成できるサービスもあります。
こちらもPDFで保存していただければ印刷可能です。
共有機能などではご入稿いただけませんのでご了承下さい。
サービスによって素材の使用やデータの保存についての規約がありますので、お客様自身でご確認いただきご利用下さい。
 CAD
こちらも稀にお問い合わせをいただきます。
プリントハウスではCADのソフトウェア自体は扱っていないのですが、PDFをはじめIllustratorやPhotoshopで扱える形式で書き出していただければ対応できるかと思います。
ちなみに、データとしては対応が可能でもA3を超えるサイズを1枚だけ出力するような場合は、社内でのオンデマンド印刷では対応できないため納期や費用が余分にかかってしまいます…。
 共通の注意点
Office系のソフトや一部のペイントソフトは、RGBカラーしか使用できないことがあります。
印刷はCMYKで行うため、RGBのままご入稿いただくと想定していた色と大幅に変わってしまう可能性がありますのでご注意下さい。
また、ページサイズや解像度の設定が異なっていたり、裁ち落としのデザインだけれど塗り足しがない…というデータがしばしば見受けられますのでこちらもご注意ください。
↓塗り足しについてはこちらの記事もご参照下さい
【よくある!?データ不備 1】塗り足しがない!
すべてのソフトに対応・回答ができるわけではございませんが、「このデータはどうだろう…?」と気になる場合はぜひお気軽にお問い合わせ下さい!

                                                 

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