印刷物の仕上がりについて
【印刷物の色味について】
- 印刷方法、使用するインク、紙などの差により、お客様のお手元で出力された印刷物と仕上がった印刷物の色味は異なります。
- ディスプレイの設定等により、画面で見る色と仕上がった印刷物の色味は異なります。
- 少部数の印刷物も低価格でご提供できるよう、同じ用紙を使用するお客様のデータを並べて一度に印刷いたします(多面付け印刷)
個別で色調整がご希望の方はご連絡ください。別途、お見積りさせていただきます。 - シール・ラベル印刷、封筒印刷以外はCMYKの4色での印刷(プロセスカラー印刷)となります。
RGBや特色で設定されているデータは正しい色で印刷されません。
かならずプロセスカラーで製作してください。 - Microsoft Officeで使用できる画像、色設定などはRGBカラーとなっております。
印刷時に色味が変化いたしますのご注意ください。 - 同じデータ、同じ用紙で追加の印刷を行なった場合でも印刷のたびに許容範囲内での色味の変化が起きます。
1回目の印刷は「赤みよりの許容範囲」、2回目の印刷は「青みよりの許容範囲内」で仕上がった場合、色によっては違いが大きく見えることがございます。
(CMYのみで作成されたグレーなどは色がぶれやすいのでご注意ください) - リッチブラック(CMYを含む黒)はフルカラー印刷の扱いとなります。
モノクロ印刷の際は必ず黒(K)1色のみでデータを作成してください。 - 濃い色のベタ面は、印刷の際ピンホール(インクが乗らずに出来てしまう白い点)が発生します。
特に上質紙などの非塗工紙にブラック1色でベタ面を印刷するデザインで発生しやすくなっています。
ピンホールが気になるお客様は、コート・マットコートなどの塗工紙をご利用いただくことや、ブラックのベタ面であればCMYをそれぞれ50%以上混ぜたリッチブラックにて作成していただくことをおすすめいたします。(リッチブラックの印刷はフルカラー印刷の扱いとなります)
【データについて】
- 断裁のズレが生じる場合がございますので、必ず塗り足しを付けてください。
また、仕上がり線ギリギリに配置された文字などは切れてしまう場合がございます。
切れては困る文字・絵柄は3mm程度内側に配置してください。 - オンデマンド印刷はプリンターの特性上、またオートカッターを使用して断裁を行うためズレが生じやすく、フチに細い帯を入れるデザインや、四方に均等幅の枠を入れるデザイン等はズレがめだつ場合がございます。
シビアなデザインをお求めのお客様は事前にご相談ください。 - ヘアライン線、塗りだけの線はプリンターや画面上では見えていても印刷には出ません。
Illustratorの場合、線の設定で0.3pt(0.1mm)以上に設定してください。 - データと出力見本が異なる場合、データを優先して印刷いたします。
- 出力見本は画像のリンク切れや文字のアウトライン化漏れ、データの破損などを確認するためのものです。
色味の確認や文字の校正は行いませんのご了承ください。 - 表面はタテ向き・裏面はヨコ向きなど、タテ・ヨコが混在するデータは必ず天地のご指示をデータ内、または出力見本にご記入ください。
データを作成される際は、テクニカルガイドもご確認くださいますようお願いいたします。