環境に優しい印刷〜3つのことからコツコツと〜
気温が高くなってくるとあっという間に夏になる気がする近年。
「今年の夏も暑いのかな…」「これが温暖化ってやつか…」と思って今回は、プリントハウスの印刷における環境に優しいポイント3つをまとめてみました。
言葉の通り、木材以外の植物などを原料とする用紙です。木材を使用しないため、森林資源の保護に繋がります。
よく使われている素材はケナフ、バガス(サトウキビの搾りかす)、竹、コットンなどです。
プリントハウスでは「竹はだGA」を常備在庫として取り扱っています。
FSC森林認証紙は、環境や地域社会に配慮してきちんと管理された森林からの製品です。
森林だけでなく、消費者の手に届くまでの加工・流通の全ての過程で管理・認証されているとFSC認証のロゴマークをつけることができます。
この加工・流通の過程を管理するのが「CoC認証」です。
CoCは「Chain of Custody」の略で「管理する連鎖」を意味しており、「マシュマロCoC」など用紙名についているものもあります。
プリントハウスの常備在庫にあるFSC森林認証紙は「マシュマロCoC」のほか、「ライトスタッフGA(N)-FS」「AライトスタッフGA-FS」「コンケラーレイド」などがあります。
また、「ヴァンヌーボVG(ヴァンヌーボVG-FS)」「アラベール (アラベールFS)」「最高級上質(ホワイトエクセルケント-FS)」なども、順次FSC森林認証紙に切り替わっているようです。
CoC認証の対象は伐採業者・加工業者・製造業者・流通業者・印刷業者・小売業者が含まれており、
プリントハウスではCoC認証取得はしておりませんので、印刷物にFSC認証のロゴマークをつけることはできません。
何卒ご了承下さい。
それでも、認証を受けている用紙を使用することで、適切な森林管理を行っている業者を支援することができますので、環境に優しい印刷物を作りたい方はぜひご検討ください。
プリントハウスのオフセット印刷で使っているインキは「VOCフリー」のインキとなっています。
「VOC」は揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)のことで、常温で蒸発・気化する有機化合物の総称です。
健康を害する懸念がされていて、蒸発・気化したものを吸入することで体調不良、腎障害などを引き起こしたり発癌性などの可能性を指摘されており、シックハウス症候群の主な原因とも言われています。
また、大気汚染の一種である光化学スモッグの原因の一つでもあります。
そのVOCの含有率が1%未満の地球環境に優しいインキを使用しており、インキメーカーが提供しているVOCフリーマークを印刷物に使用することもできます。
マーク使用をご希望の方は事前にお問い合わせ下さい。