パッケージ（スリーブケース）の製作事例

スリーブケースとは両端が開いている筒状のパッケージです。
お客様が海外製品を輸入して販売するにあたり、元々のパッケージに日本語版のパッケージを被せて使用するとのことでこの形状になりました。

プリントハウスの取り扱い用紙の中から、厚みがありパッケージに向いている「マットカード 225kg」をおすすめしました。
用紙の厚さを決めてから、実際に中に入れる箱のサイズに合わせてスリーブケースのサイズを決定します。
きつすぎても緩すぎても使えなくなってしまうので、実際の用紙で試作しました。

一見シンプルな長方形ですが、糊代部分が斜めになっており、またスジ入れも必要なため型抜き加工を行います。
型抜き加工とは、木の土台に刃を埋め込んだ型で紙を打ち抜く加工です。
通常の断裁では出来ない形が作れます。また、スジ入れも同時に行えます。

抜き加工後はスリーブの形状にする貼り加工を行います。

抜き加工・貼り加工はサイズや形状によってかかる費用が変わります。
お見積りのご依頼をいただく際は、暫定のデザインでも構いませんのでお知らせ下さい。

こちらのお客様は板橋区の営業活動促進事業助成金を活用されていました。
助成金の申請をするために税抜き表示の請求書がほしい…など、書式についてもご相談いただければ出来る限り対応しております！